ルバーブジャムの作り方の紹介をします。
とても簡単にできますし、爽やかな酸味でとても美味しいジャムができますのでぜひ挑戦してみてください。
できたルバーブジャムを購入すると、結構値段が高いので自分で作るとたっぷりとリーズナブルな価格で美味しいジャムを食べれます。
【ルバーブとは】
ルバーブはシベリア南部原産の野菜で日本ではまだ栽培量が少なく馴染みの薄い野菜ですが、ヨーロッパではポピュラーな野菜で人気があるということです。
酸味のある茎の部分はジャムなどに加工します。
フランス料理ではドレッシングやソースとしても使われています。
ルバーブジャムの作り方
まずは、メインの食材となるルバーブを購入しました。
普段スーパーなどではあまり見かけませんので、見かけた時に購入してみると良いでしょう。
今回購入したルバーブは、この袋に入っている分量でだいたい1200円ぐらいでした。
写真に写っているルバーブ全部の重さは、500グラムちょっとありました。
ふきのような茎で、赤くてしっかりとした硬さのある手触りです。
触ってみると思ったよりも固かったので、煮込んだ時に簡単に解けるのかなとちょっと不安になりましたが、思ったより簡単に作業が進みました。(後ほどわかります)
先端の部分はこのように最初からカットしてあります。
この時点では、酸味のあるような香りは分かりませんでした。
綺麗な赤色をしていますね。
ジャム作りの説明
今回購入したルバーブの中に、ルバーブジャムを作る手順が書いてある紙が入ってありました。
この手順を参考にしながら作ると、とても簡単に調理できます。
調理ステップはとても簡単で、3段階で書いてあります。
- カット
- 砂糖を加えて煮込む
- 煮詰める
すごく簡単に説明するとこれだけで出来てしまいます。
(最後に詳しく手順を紹介しますので、ここでは簡単な説明で終わりとします。)
このように丁寧に説明が書いてありますので、作業する前に1回全部読んでおくと失敗する確率がかなり下がると思います。
それではルバーブジャム作っていきます!
1cm角程にカット (皮は剥かなくて大丈夫)
カットする前に食材を水洗いしましょう。
もし葉がついてるタイプのルバーブを買った場合には、葉はカットしておきましょう。
説明書では1 cm 角ぐらいに切って下さいと書いてありましたが、実際に切ってみると案外硬かったので、火にかけた時にすぐに溶けないかなと思って薄切り程度細かく切ってみることにしました。
(後で分かることですが、火にかけてみると案外簡単に溶けることが分かったので、ここまで細かくしなくていいなと思いました。)
ここまで細かく切ると、何度もカットしなければいけませんので結構力を使います。
切る工程が、思ったより疲れたという印象があります。
ですので、次回からはもう少し大きくカットして楽をしようかなと思っています。
ルバーブをカットすると、輪切りの表面部分からもわかるようにみずみずしさが伝わると思います。
この段階での、香りはちょっと青臭いような感じです。
それとカットするときに、皮は剥かなくても大丈夫です。
後は全てのルバーブをカットするだけです。
カットが終わったら鍋に移しましょう。
鍋に移し砂糖を加える
カットしたルバーブの上に砂糖のせます。
砂糖を加える目安として、ルバーブ500gに対して砂糖250gです。
このとき砂糖250gの半分の、125gをひとまず混ぜます。
このように、砂糖が均一に混ぜるようにかき混ぜます。
3~4時間放置して待ちます
砂糖をかき混ぜたら3~4時間ほど放置して、砂糖がある程度溶けるのを待ちます。
煮込む
3~4時間ほど放置しておけば良かったのですが、忘れていて写真にある状態はそれ以上置いておきました。(たぶん5時間ぐらい置いといたと思います)
水分が出てきたら、残しておいた砂糖125gを加えて煮込んでいきます。
作り方の所では、ルバーブの形がある程度溶けてから砂糖を追加と書いていましたが、タイミングを間違えてこの段階で入れてしまいました。
(作り方通りではありませんが、この段階で砂糖を入れても問題ありませんでした。)
少し火にかけるとこのような感じになります。
火加減は中火にしましょう。
10分程度かき混ぜているうちに、ルバーブの形が溶けていきこのような状態になります。
思ったよりも簡単に解けて行きましたので、作業はとても楽でした。
特につぶしたりしなくても、木べらでぐるぐるかき混ぜているだけで大丈夫でした。
この段階では、まだ少し水っぽい感じです。
この段階から、さらに10分ほど煮込んでいきます。
仕上げに香りを追加
レモン汁
ルバーブ自体にしっかりと酸味があるので、そのままでも良いのですがより酸味を際立てさせたいかたは、追加でレモン汁を加えると良いです。
ラムダーク
香りを出すのに少しブランデーを入れると、美味しくなります。
今回私の場合は、手元にブランデーがなかったのでおかしいように使っているラムダークを使いました。
完成
水分が大分飛んで、かき混ぜている感触が少し重たくなってきました。
このぐらい水分が飛んだら、出来上がりです。
熱々のうちは若干柔らかいような感じもしますが、瓶に移してから冷やすとある程度固まります。
細い味の調整は、途中で味見などをしながら調理してみてください。
瓶詰めの注意点
できたルバーブジャムを瓶に移す時の注意点です。
- 瓶を煮沸消毒しておきましょう
- 移し替えた後、瓶の口周りについたジャムをキレイに拭き取りましょう
- 拭き取った後の部分はアルコールで消毒すると良いです(私の場合はウイスキーを使って拭き取りました)
瓶の蓋にジャムなどがついたまま閉めてしてしまうと、痛む原因となります。
とても簡単にできました
とても簡単に美味しいルバーブジャムができますので、ぜひ作ってみてください。
美味しいジャムができたので、ホームベーカリーで焼きたてのパンにルバーブジャムをつけて食べていたら、500g分あったルバーブジャムもすぐに無くなってしまいました。
酸味がしっかりと効いたジャムなので、甘いものがそれほど得意な方でなくても美味しく食べれるジャムですのでおすすめです。
お肉料理にも良い
酸味が結構効いたジャムですので、お肉料理と一緒に合わせるのも美味しいなと思いました。
お肉料理に合わせたりするように作る分は、砂糖少なめにして作っても良いかなと思いました。
参考にしてみてください。
作り方まとめ
最後に、作り方を簡単にまとめます。
- ルバーブを水洗い(皮を剥ぐ必要はありません)
- 包丁で一センチ角くらいに刻む(葉がついている場合は取り除く)
- 大きめの鍋にルバーブを入れ、用意した砂糖の半分をふりかけてよく混ぜる
- 3~4時間ほど放置して砂糖が溶けるのを待つ
- 砂糖が溶けたら中火で火にかける(焦げないように時々木べらでかき混ぜます)
- アクが出てきたら取り除く
- 10分程度でルバーブの形が崩れてきたところで、残りの半量の砂糖を入れる
- さらに10分ほど煮込んで出来上がり
- 最後にお好みで、レモン汁やブランデーを加えても美味しく仕上がります。
材料まとめ
- ルバーブ 500g
- 砂糖 250g
- レモン汁
- ブランデー(私は代用で、お菓子用ラムダークを使用しました)