数年前に鶴がこの地に訪れ、繁殖までを確認できた長沼町にある舞鶴遊水地へ鶴を見に行ってみました。
(面積は、およそ200ヘクタール|東京ドーム42個分位)
空知管内で鶴の繁殖を確認できたのは、およそ100年ぶりだそうです。
鶴といえば釧路の鶴居村が有名ですが、札幌近郊でも鶴を見れる可能性があるというのはすごくいいことです。
鶴が見れるかもしれない場所
バードウォッチングにも良い
舞鶴遊水地の隣は嶮淵川(けぬふち)が流れています。
写真でわかるように、湿地が広がっています。
真ん中には小さな池があり、そこで沢山の鳥たちが羽を休めていました。
遊水地とは?
洪水時に、河川から水を流入させて一時的に貯留し、流量の調節を行う池・湖沼の事です。
正面の池には、白鳥・ヒシクイ・マガン・鴨などがいるようでした。
遠目に見てるだけなので詳細はわかりませんが、そのような鳥が多いと思います。
このような感じで周りは、建物なども少なく自然あふれる環境です。
小さな鳥がたくさんいます。
この時期はちょうど白鳥がたくさん飛んでいる時期だったので、遠くの方で白鳥の鳴き声が聞こえました。
白っぽい鳥がいたので、おそらく白鳥がここで休んでいたのでしょう。
双眼鏡持ってくれば、色々な鳥の観察に役立ちますね。
10月末ですがそれほど寒くなく、のんびりと見られてよかったです。
花も少し咲いていました。
ムラサキツメクサの花でしょうか。
花の根元の部分に、甘い蜜がありますね。
こちらはもう枯れています。
展望室
このようにプレハブ小屋が設置してあり、ここでゆっくりと景色を眺めれるようになっています。
それほど大きな施設ではありませんが、人もあまりいないようですので、平日に来ればゆっくりと利用できるでしょう。
入り口は建物の横にあります。
写真正面に大きな窓がありますが、そこは入り口ではありませんでした。
プレハブ小屋の周りはこのような感じで、少し開けたスペースになっています。
入口はこのように、建物横にあります。
正面の景色が見えるように、全面ガラス貼りになっています。
寒い時期はこのような施設があるだけでも助かります。
野鳥見る時には、近づきすぎないように注意してくださいということで看板に書いてありました。
静かにゆっくりと観察するのがいいですね。
室内の様子
室内の様子をちょっと見てみましょう。
壁にこの辺りで見れる、野鳥の種類が写真と一緒に書いてありますのでとても役に立ちます。
鳥に詳しくなくても少しづつ勉強でき、バードウォッチングをより楽しめそう!
この辺りでも、たくさんの種類の鳥が見れることがわかります。
ダイサキやアオサギは、大きな鳥で形もいいので綺麗です!
遊水地周辺の情報も書いてあります。
せっかく遊水地まで来ているので、遊水地についての勉強をパネルと見ながら、ちょっとしてみましょう。知識力UPです!
季節ごとの鳥の情報が書いてますので、自分で見たい鳥がいる時期をここでチェックできます。
椅子が設置されていました
このように、いくつか椅子が設置されているので混んでいなければゆっくりと座って、景色を堪能できます。
今はコロナウイルスの対策もあるので、入口の所にアルコール消毒が置いてあります。
この周辺にタンチョウが住んでいるので、タンチョウについての情報が大きくアピールされています!
やはりここに来ると、一度はタンチョウを見てみたいなと思いました。
しかしながら、正面にある池ではなかなかタンチョウを見ることは難しいようです。
時々空を飛んでいる様子を見れることもあるようですので、あまり期待をし過ぎずに時々訪れてたまに見れたらいいなという感じで観察しに来ると良いでしょう。
今回私は15分ほど見ていましたが、タンチョウと思われるような鳥はいませんでした。
また別の機会に来て、その時に見ることができれば嬉しいなと思います。
このようにここでは自然の景色を見ながら、鳥を見ることができるので自然の景色を見て気分をリラックスさせたいなという時にすごくいい場所です。
さらに、鶴も見ることができたらラッキーですね!