春から初夏にかけて柔らかいふきの出てくる時期に、山で新鮮なふきを取って食べるととても美味しいです。
水煮のふきよりも、シャキシャキとした食感が良く香りもいいので田舎の方に行った時に食べるぶんだけ取ってくると美味しく調理できます。
Tumis sayur Fuki
ふきの炒め物
今回はこのような感じで、「ふきの炒め物」を作りました。
できるだけ葉っぱの開いていないような若いものを取ってくると、筋もなく柔らかくてシャキシャキとした食感もありとても美味しいです。
ふきだけの炒め物でも美味しいですが、今回は野菜とちくわを一緒に加えました。
人参を入れると彩りも良く、ちくわを入れることで味に深みが出て美味しくなります。
椎茸などのキノコ類を入れるのもお勧めです。
私の場合はふきだけを炒めるシンプルな方が好きですが、時々違った味を食べたいなと思った時にこのように作ります。
【作り方】
ふきの処理の仕方
取ってきたフキを茹でて、皮むき作業をします。
この皮を剥く作業が、なかなか時間がかかります。
- 自分の持っている大き目の鍋のサイズに合わせて、ふきをできるだけ長く切ります(皮むきする時に長めに切っておいた方が作業時間が短くなり楽になります)
- 切ったら、ふきにたっぷりと塩をかけ「板ずり」します。(ふきをまな板の上に並べて塩をかけてコロコロと転がすように揉んでいく感じです)
- 沸騰させたお湯の中で茹でます。塩がついたままふきをを投入します。(ふきの太さにもよりますが、3分~5分程度で丁度良くなると思います。この時にカットしたふきの太さの太い物と細い物がある場合には、時間差で投入します。)
- ふきがしんなりとして茹で上がったら、氷水に浸します。
- 皮を剥くのですが、先端の部分を最初きっかけを作るための皮むきを少ししておきます。そしたら後はいくつかのきっかけを一緒に剥くことで皮が一気に剥けるので作業が楽になります。
- 反対側の先端に皮が残っている場合もありますので、チェックして下さい
皮を取ったらふきの下処理は完成です (保存する場合は、水につけ冷蔵庫に入れておくと良いです)
Tumis
炒める
- ふきを食べやすい大きさに切る(4~5 cm 程度で良い)
- 人参をお好みで細めに切る(千切りでも良い)
- ちくわを適当な大きさに切る
- 全体に火が入るように炒める
- 醤油・みりん。砂糖で味付け(白だしを少し入れても美味しい)
- 仕上げに少しごま油で香り付けして完成(ピリ辛にしたい場合は豆板醤や一味唐辛子を入れる)
- お好みで白ごまをかけても美味しい
下処理の作業が少し時間がかかり大変ですが、炒める作業はすぐ終わり簡単ですのでぜひ作ってみてください。
スーパーで水煮のふきを売っていると思いますが、自分で取ってきて食べるふきはシャキシャキとした食感が全く違いますので、ぜひ一度機会があったら自分で取ってきた新鮮なふきで炒め物を作ってみてください。
味の違いがわかり勉強になります!!
ふき味噌を作って、ご飯に乗せて食べても美味しいですよ!ふきのお味噌汁もお勧め。
Belajar kata-kata 単語の勉強
- Tumis = itameru 炒める いためる
- Memasak = ryourisuru 料理する りょうりする
- Jamur = kinoko 茸 きのこ
- Cabai = tougarashi 唐辛子 とうがらし