今年最初の登山は、イワオヌプリにしました!
選んだ理由としては、まだ一度も登ったことがなかったということと、割と短時間で登れそうな山だったからです。
出発がそれほど早くできなかったので、お昼から登れる山ということで探していました。
初めて行く山なので、少し時間がかかるということを想定して、4時間もあれば十分に往復できるだろうなということを念頭に行ってみることにしました。
万が一遅くなりそうであれば、途中で戻るという考えでの登山です。
実際には2時間から2時間半程度で登山できたので、体も楽でしたし、思ったより時間もかからずよかったです。
イワオヌプリを登山した後に、高橋牧場の「マンドリアーノ」で美味しいピザを食べました。詳細は、別のブログ記事に書いてあります。
初心者にも上りやすい! 沢山の写真で事前チェック!
ニセコまで行くまでに、距離が大分あるので、道の駅中山峠で少し休憩です。
中山峠といえば、やはり揚げ芋が有名! というわけで、登山前のエネルギー補給を兼ねて、一つ名物のあげいもを食べることにします。
この日は平日でしたが、結構沢山の客さんがいました。
中山峠では、このように顔ハメ看板もあります。正面には羊蹄山の、綺麗な景色を堪能することもできます。
顔ハメ看板の記念撮影が好きな方は、ここで写真をとるとよいでしょう。
顔ハメ看板は、このように建物の横にあります。
ここに銀色の細長いモニュメントがあります。
昔から、ここにモニュメントがあるのを知っていましたが、じっくり見たことがなかったので、何のモニュメントなのかは知りませんでした。
皆さんは、何のモニュメントがあるのか知っていましたか?
正解は、アスパラのモニュメントです。
モニュメントの、詳細について書かれていました。
喜茂別町はアスパラは、美味しいということで有名なようです。
時期になったら、美味しいアスパラガスを喜茂別町で、購入してみると良いでしょう。
このように、細長く綺麗なモニュメントです。
道路を挟んで、反対側にもトイレがあります。
この日は、羊蹄山に雲がかかっていて、くっきり見えませんでしたが、晴れていると素晴らしい景色がここから見れます。
さて今回買った、中山峠のあげいもです。 ボリューム感もしっかりとあり、大きなジャガイモが3つあります。一本食べると、かなりお腹いっぱいになります。
外側の甘い生地と、じゃがいものホクホク感が美味しいおやつです。
中山峠に来たら、みんなが食べたくなる美味しい、ご当地食材なので食べてみてください。
さて、イワオヌプリに到着しました。
駐車場のところにはこのようにトイレが設置されています。 登山するにあたって、最終のトイレになるのでここで済ませておくと良いでしょう。
登山用の食材や飲み物を購入するのに、 倶知安にあるマックスバリュよって、食料を調達してあります。
今回ここのマックスバリュで、ビールコーナーを見ていると、結構たくさんの種類の地ビールが売っていました。ビールが好きな方は、チェックしてみるといいと思います。
到着時間は、14時ちょっと前という具合です。
ですので登山客はそれほど多くありません。 やはり登山に来る人たちは午前中からくる方が多いです。
山は夕方になり、太陽が沈み始めると、暗くなるスピードが早いです。 そういった面からも、登山をする時には太陽が沈む前の、明るいうちに戻ってくるのが最適です。
この日は平日ということもあり、登山客が少ないので駐車場がたくさん空いていました。土日祝日になると、登山客も多く駐車場がいっぱいになることもよくあります。
この駐車場の斜め前に、ニセコアンヌプリ側の駐車場もあると思います (有料だったかもしれません)。混雑している時には、そちらの駐車場なども利用してみると良いでしょう。
駐車場の前には、インフォメーションセンターがあります。
ニセコ積丹小樽海岸国定公園のマップがありました。
この辺りの、登山コースのイメージを掴んでおくと良いでしょう。
イワオヌプリの、登山口に向かうにはこの橋を渡って行きます。
少し見えてる山が、 これから登山するイワオヌプリ方面です。
奥の方に見えている、大きな山がニセコアンヌプリです。
橋を渡ると直ぐに、山の荒々しい景色が見れます。
スグ隣にある、五色温泉はこの辺りから、温泉を採取しているようです。
五色温泉はとてもいい温泉なので、登山の後 ゆっくりと温泉でくつろぐと良いでしょう。
この辺りを歩いていると、すぐにわかりますが、硫黄の香りが広がっています。
硫黄温泉が好きな方におすすめ!
ニセコ方面は紅葉するのが早いイメージがあります。9月中旬頃の登山ということもあり、少し色付きが見れるかなと思いましたが案外緑が多かったです。
山に行くと普段は見かけないような植物が色々と見れます。
普段は見かけない、花や植物をゆっくり と、 見て歩ける てあげるのも登山の魅力の一つです。
最初のうちは、このように道が整備されているので歩きやすいです。
黄色や白の花が咲いていました。
登山口ちょっと手前の所に、イワオヌプリらしい、硫黄の香りが広がる景色を楽しめます。
この辺りであれば、観光で来た方もスニーカーなどで来れるポイントです。
雨が降ったりした場合には、足元が滑る危険性もあるので、転倒などには十分に注意して歩くと良いでしょう。
だんだんと、登山道らしい細い道になってきました。
ブルーベリーのような、青い色の綺麗な実をつけた植物が、道中たくさんありました。
綺麗ですね!
「ツバメオモト」という植物だそうです!
実がまだ若いうちは、このように綺麗な青色の発色をしています。熟してくると黒っぽい実の色に変化します。
坂がきついと疲れますが、植物を楽しみながら歩くと気分も良いです。
アキノキリンソウです。黄色い花が、発色が良く綺麗です。
ニセコアンヌプリ方面の景色が、このように見えます。
この辺りまでであれば、登山をせずに景色を楽しめる良いポイントだと思います。
ここから登山開始です!
この階段の景色が、すごくいい雰囲気で気に入っています。
このようにテーブルとベンチがあり、ちょっとした休憩ができるポイントにもなっています。
登山を開始する時には、このような入林記帳箱があります。しっかりと、記入してから登山を開始しましょう!
五色温泉もこんなに小さく見えています。
シラタマの実がありました。綺麗な白色が映えます!
それでは、階段を登り登山を開始します!
階段を上ったばかりの場所は、このように岩がゴツゴツしていて、わりと急な斜面が少しの間続きます。
このように足元が安定しない場所なので、登山靴の用意をしっかりとしておくと歩きやすくなります。
岩がゴツゴツしているエリアを通り過ぎると、このようになだらかな道が見えてきました。
この辺りからは、少しの間歩きやすくなります。
植物を楽しみながら歩いて行きます。
体感的に1/3頃まで来たなというところで、このような広いスペースがあります。ベンチもあるので、休憩場所にピッタリなエリアです。
写真右方向に道があり、その道を進んでいくとイワオヌプリ方向です。
ここにはこのように、イワオヌプリへ進む方向の看板があります。
雲がかかっていますが、最初に見える開けたエリアでいい景色を見れました。
少し進むと、このような開けたエリアがまた出てきます。
ここの景色は、硫黄山らしいさらにいい景色が見れました。
ちょうどこの辺りは、雲のが少なく綺麗に見えたのがよかったです。
大分朽ち果ててはいますが、五色温泉の看板がありました。
足元はこのような、滑りやすい小石があるようなエリアになってきています。
このように、硫黄成分があちこちに見えます。
この場所は、ニトヌプリ・五色温泉・イワオヌプリへの岐路となっています。
看板も設置されているので、進行方向がわかりやすいです。
それでは、イワオヌプリ方面へ向かっていきましょう。
この辺りから、斜面が少しキツなってきます。
登山中には、喉が乾く前に所々で少量ずつの水分補給を忘れないようにしましょう。
お腹がすく前に、飴を食べたりカロリーメイトのような、気軽に食べられる行動食なども、持っておくと、エネルギー補給にいいと思います。
少し登ってくると、石がたくさんあるエリアに入ります。
このように大きめな岩がたくさんあるので、前方に人がいると、前から岩は落ちてくる可能性があります。看板にも書いてあるように、「落石注意」エリアです。
斜面が急なので、慌てた動きで転倒や捻挫などをすると、動けなくなり危険です。人がいる時には、距離感を注意して歩くと良いでしょう。
急斜面のエリアを登っていると、この辺りからは木々が少なくなりますので、ニセコ方面の綺麗な景色を楽しみながら登山をすることができます。
この辺りからはかなり綺麗な景色が広がり、登山をしながら景色も楽しめるので最高です。
下のエリアに関しては、それほど開けた場所がないので、景色を楽しむというポイントは少なめかなと思いました。
まだまだ岩のごつごつしたエリアが続きます。
この辺りがイワオヌプリ登山の、第二の難所というところです。
急斜面で息が上がります。途中で景色を見たり、軽い水分補給をしながら、ニセコ方面の景色を振り返り、のんびりと登っていきます。
このあたりも石がゴロゴロとしていて、安定感のない地面が続きます。
登る時にはそれほど感じないかもしれませんが、特に下りの時には滑りやすいので、スリップには十分注意しましょう。
イワオヌプリ第二の難所を登り切ると、素晴らしい絶景が待っています。
このように山頂方面を、一望できる開けたエリアに到着です。
この辺りの景色が特に素晴らしいなと思ったので、写真を撮りたい方はこのあたりがおすすめかなと思いました。
イワオヌプリ山頂方面は、右側の方になるので、右側の道から進んでいくと良いかと思います。
稜線部分をぐるっと回るように歩けますので、その時の気分で左右どちらから行っても山頂までは行けるような道のりになっています。
残りの時間などを考慮して、道を選択すると良いかなと思いました。
この日私の場合は、時間がそれほどなかったので、ひとまず右方向から歩いて行きました。
ニセコアンヌプリ方面の景色です。
イワオヌプリの荒々しい、絶景をこの辺りでも楽しめます。
とても急な崖です!間違って滑り落ちると、下の方まで転落してしまいそうな危険な感じがしました。
特にこの日はこの辺り風が強く、不安定だったので、より危険だなという風に感じたのかもしれません。
高齢の方は、あまりかけの近くまで近づかない方が無難かと思いました。
この辺りまで登ってくると、イワオヌプリ登山の最後の難所に到着です。
写真正面に見える斜面がなかなかの急斜面で、結構疲れます。さらに足元もとても滑りやすいエリアだったので、転倒しないように十分に注意しましょう。
この辺りからの景色もすごく綺麗です。
イワオヌプリ最後の難所の辺りは、このように小石や細かい砂がたくさんあり、とても滑りやすいです。
風が強いと、砂埃のように舞うもありますので、スポーツ用のサングラスなど用意しておくと歩きやすいかなと思いました。
急斜面を登りきりました!
ここからは、綺麗な景色が見えるので、少しの間休憩タイムです。
倶知安方面の景色です。
ニセコアンヌプリ方面に、羊蹄山があるのですが、ニセコアンヌプリに隠れているため、羊蹄山の綺麗な景色は見れません。
羊蹄山の絶景を見たい時には、ニセコアンヌプリや尻別岳登山おすすめです。
この日は雲がある部分や、晴れている部分があったりと、 様々な景色が見れました。
この日は時間も余裕がそれほどなく、稜線の上を歩こうかどうか迷いましたが、思ったより早く登り切れたので、稜線の上を歩いて一周していこうと思います。
少し移動してくると、このようにイワオヌプリのお鉢のような綺麗な絶景が見れたのでとても良かったです。
見た感じこの辺りが、噴火をしたりしてこのような絶景の形になったのかなという風に見えました。
せっかくイワオヌプリの登山に来たら、この辺りからの景色が素晴らしいので、時間があれば歩いてみることをお勧めします。
岩内町や泊村方面の景色も見えます。
一時的に雲が晴れて、泊村の原発なども小さく見えました。
岩内町の岩内岳登山はまだしたことがないのですが、日本海方面の綺麗な景色が見れそうなので、登ってみたいなと思っている山の一つです。
それでは稜線の、この道をさらにまっすぐ進んでいきます。
ここからはいくつかの道に分かれているので、くぼんでいるところを歩きたい方は下の方に降りていくと良いでしょう。
個人的には上から見た、このようなイワオヌプリのお鉢のような絶景が気に入ったので、上から歩いて景色を堪能しながら、戻るのがおすすめかなと思いました。
大沼方面の景色です。
イワオヌプリを登山する時に、正面に見える大沼方面まで一緒に登山する方も多いようです。
この辺りの景色も素晴らしいです。
最後の方の下りは、ニセコ方面の綺麗な山の景色を見ながら、ゆったりと歩けるのが良いところです。
この日は山頂付近の風がかなり強く、体が少し押されるような感じの風の強さでした。
道幅はそれほど広くない部分もあるので、風で押されて転倒などして崖から落ちないように注意して歩きました。
道の真ん中付近を歩いていれば、それほど問題はなかったかなと思います。
山頂付近にも低木の植物が少しあります。
このあたりにも、ツバメオモトがありました。先ほどは綺麗な青色をしていましたが、熟して色が黒っぽくなっています。
ハイマツでしょうか!色々な山で見かける植物です!
さてこの辺りからは、一気に下ろうと思います。
登っている時に写真を撮ったので、下りの部分は写真少なめです。
というのも、下山をした後に「ニセコ高橋牧場」で、とても美味しいピザがあり、それを食べたかったので、写真や動画などを撮る時間を節約しました。
この辺りは、登る時におよそ1/3ぐらい来たなと思われる開けた場所です。
休憩もできますし、綺麗な花も咲いていたポイントなので、歩きながら花を探してみるのも良いでしょう。
こちらの、ツバメオモトは綺麗な青色です。
このような、笹のエリアも結構あります。
笹の葉が綺麗です。
エゾオヤマリンドウが、綺麗でした。
リンドウは紫色のカラーはとてもよく、気に入っています!!
このツバメオモトは、少し熟してきて少し濃い青色になっていて、この雰囲気もすごく良いです。
アキノキリンソウが咲いています。
「ガマズミ」でしょうか?綺麗な赤色の実をつけています。
下山も終わりに近づくと、イワオヌプリ最初の難関だった岩のエリアに戻ってきます。
この辺りを歩く時には、段差が結構あったりするため、勢いよく降りたりすると膝が痛くなったり、捻挫をしたりする可能性もあります。
歩く時には怪我をしないようにゆっくりと歩くことをお勧めします。
最後の、階段に到着しました。
登山が終わったら、入林記帳を忘れずにやりましょう。
駐車場のすぐ近くに、このような神社がありました。
登山を開始する時に、ちょっと行ってみたいなと思っていたのですが、この日が時間があまりなかったので、帰りに時間があったら少し寄ってみようかと思い、少し時間ができたので、よってみることにしました。
登山をしたら、お参りしてみると良いでしょう。
ニセコ積丹小樽海岸国立公園 ニセコ山系歩道案内図もありました。
それでは登山終了です。
正面に見える五色温泉は、硫黄温泉で香りも良くとても良い温泉です。
以前ここの温泉に入ったことがあり、とても良かったので登山の後に入ってみてください。
冬の温泉もおすすめです。
この橋を渡って駐車場に戻ります。
ニセコバスで五色温泉郷という停留所がありました。
五色温泉インフォメーションセンターにあります。
バスの時刻表を見てみると、このようにバスの本数はかなり少ないようです。
もしバスを利用して来るのであれば、事前に行きと帰りのバス時間をチェックしてから来ると良いでしょう。
駐車場の前には、このようにトイレが設置されています。
時間も4時過ぎているということもあり、駐車場にほとんど車はありません。
土日祝日になると、登山客も多いので、ここの駐車場は混み合うこともあります。
今回のイワオヌプリの登山はこれにて終わります!
到着してから下山までの時間は、およそ2時間30分ぐらいの行程でした。
途中のゆっくりと休憩はほとんど取っていませんが、所々で水分補給のために立ち止まってほどほどに休憩しながら歩いたという感じです。
今回初めてのイワオヌプリ登山で、出発する時間が遅かったので、万が一時間が足りなかったら途中でも引き返すことも考えていましたが、思ったより早く登山ができたので良かったです。
他の山と比べても、割と体が楽に登れたので、初心者でも気軽に登れる山の一つだなと思いました。
ただし所々で、急斜面や足元が悪い場所などもありますので、登山靴は必要だなと感じます。
この日はこの後、ニセコ高橋牧場の美味しいピザを食べに行きました。
それに加えて、ニセコ高橋牧場のとてもおいしい、クリームが超人気のシュークリームやアイスクリームも食べました。
詳しい様子は別のブログ記事にアップしていますので、気になる方はそちらの方をチェックしてみてください。
■ ニセコ高橋牧場の記事はこちらをクリック!
イワオヌプリからニセコ高橋牧場までは、およそ20分程度だと思いました。