【手芸】代用品を使ったチャックスライダー補修 Perbaikan slider chuck

上着のチャックスライダーの金属の留め具部分が壊れてしまったので、補修してみることにしました。

しかし手芸店に行くと、ちょうどよく同じようなものがなかったので、ズボンのチャックスライダーの留め具を代用品として購入し、補修してみることにします。

簡単補修

まず今回壊れていた部分はこの場所です。

上着のチャックスライダーの留め具の中に入れる部分です。

この部分のプラスチックのような部分が破損してしまい、しっかりと引っかからなくなったため、うまくチャックが閉まらなくなってしまいました。

そこでこの部分を綺麗にカットして、金属を圧着して補修しようという作業を今回します。

必要な道具

今回使う必要な道具として、以下のものがあると便利です。

  • 小さいサイズのよく切れるニッパー
  • 小さめのサイズのラジオペンチ(金属を圧着するためのもの)

これらがあると作業がスムーズに進むと思います。道具がない方は購入しておくと良いでしょう。 

小さいサイズのニッパーやラジオペンチが便利ですが、私は普通サイズのものを持っていたのでそれを使いました。(それでも作業は十分にできました)

補修部品(ズボンチャックスライダー留め具を利用)

今回購入した補修部品はこれです!

通常はズボンのチャックスライダーの留め具として使っている金属の部分です。

チャックスライダーの留め具の料金ですが、今回私が購入したお店では、U字の金具が2個で20円でした。
今回私は失敗することも考慮して、2セット分買って40円しました。

すごく小さなものなのですが、U字になっている金属の長さはこれでも少し長いので、できるだけ短くするのにニッパーでカットしました。

最初に半分程度の長さになるようにカットしてみました。

試しにつけてみたのですが、それでも長かったので追加でさらにカットすることにしました。

最終的にこのような感じの長さまでカットしています。

U字の部分の根元付近までカットした、といった感じです。

後は、補修部分にラジオペンチを使って圧着するだけです。

圧着の作業自体はとても簡単です。

金属部品をラジオペンチで掴む時に、金属部分を平らな床面に置いてラジオペンチを使って横から挟むようにして作業するとやりやすいので参考にしてみてください。

最終的にこのように補修が完了しました。

写真は試しに、チャックを閉めていた様子です。

しっかりと閉めることができましたが、本来の製品よりも若干スムーズさに欠けます。
しかし、しっかりとチャックが閉まるようになりましたので、個人的には満足しています。

新しい商品が何かの拍子で、チャックなどの部品が壊れてしまったとかいった場合にはこの方法で試してみるのも良いかと思います。

長年使っている服のチャックでしたら、補修部品が無ければ新しいものを購入した方がいいかもしれませんが、このような方法でも道具さえ持っていれば安く補修できます。

お気に入りの服などで修理したい時には、参考にしてみてください!