ヘッドライトバルブ交換 フィットGD2 【車修理】 Headlight bulb replacement Honda Fit GD2

フィットGD2のヘッドライトバルブが切れてしまったので、新しいものと交換することにしました。特別に難しい作業ではないので、業者に頼まなくても自分で簡単に交換できると思います。

業者に頼むと工賃がかかりますが、自分で作業すると工賃代がかかりませんね。少し節約になります!

作業時間は約20分!慣れれば簡単

今回用意した、ヘッドライトのバルブはこちらです。

確か、ホームセンターで安く売っていたものを購入したと思います。だいぶ前に、購入したものなので詳しくは忘れてしまいました。

以前、片方のヘッドライトバルブが消えた時に購入した、残りの片方を取っておいたものになります。

バルブに関しては、ご自身のお気に入りのものを使うと良いでしょう。

それでは、交換作業に入ります。

まず交換するにあたって、作業スペースを確保するためにタイヤをこのように斜めにしておきます。

まっすぐの状態にしておくと、手が入るスペースが狭くなるので作業が難しいです。

矢印のところに、インナーフェンダーを留めている 、リベットクリップ・トリムクリップがあります。 

この2箇所のクリップを外すだけで作業スペースは十分に確保できるので、2箇所クリップを外しておきましょう。

このようなクリップが付いています。クリップの端の方に、少し溝がついているのが分かると思います。その溝の部分にマイナスドライバーを差し込んで、真ん中の部分を浮かせると後は指で取り外せます。

もう片方のクリップも、同じ形状です。

このように、溝のところにマイナスドライバーを差し込みあおると、真ん中の部分が飛び出してきます。

このような感じで、少し真ん中の部分が飛び出しています。この状態になれば、あとは手で引っこ抜くだけです。手で引っ張る時に少し揺らしながら、作業をすると取りやすいと思います

取り外したグリップの形状はこのようになっています。

先端の部分が少し開いていますが、この後も再利用するのでこのままとっておきます。

プラスチックのような素材なので取り外す時に割れてしまうこともありますが、そういった場合は工具店などに行くとクリップが販売していますのでチェックしてみると良いでしょう。

ちなみに、私も時々工具を買いに行く、アストロプロダクツにも取り扱いがあるはずです。

後は、タイヤハウスインナーの部分を少し押し広げて作業スペースを確保します。(全部取り外す必要はありません。一部分だけずらせば十分作業ができます。)

タイヤハウスを広げた部分の写真は、撮り忘れてしまいました。

中を見るとこのようになっています、この部分だとちょうどヘッドライトのバルブの所が隠れているので見えにくいです。グレーのカプラーがついているあたりの上の方に、ヘッドライトのバルブが付いています。

赤い丸がついている部分が、ヘッドライトバルブが付いている所になります。

ヘッドライトバルブの上の方に小さな配線がついていますが、これがポジションライトになっています。

この部分を交換したい時は、45度くらいひねると手前に外れます。電球の交換作業のやり方は、確か電球を抜き差しするだけで簡単だったと思います。

それでは今回作業する、ヘッドライトバルブの作業に戻ります。

矢印の付いている部分の、カプラーを手前に引っこ抜きます。

このような感じで、簡単に引き抜けました。

次に、周りのゴムカバーを引き抜きます。

この時このゴムカバーを取り外すのは少し力がいるので、色々な箇所を引っ張って少しずつ緩めていくといいと思います。

私の場合は、手である程度引っ張って少し緩みが確認できたところで、隙間の部分にマイナスドライバーを挟んで煽って取り外しました。

ゴムの部分を取り外すと、このようにバルブが挟まっているのが見えます。 

そして、バルブはバネのようなもので固定されています。この留め具を外すとバルブが取り外せるようになっています。

取り付けするときに作業しやすいように、どの向きでバルブはセットされているかを最初に確認しておくと、後で作業が楽になると思います。

もし忘れてしまったとしても、カプラーにどのような形状でハマるか確認すればある程度の向きはすぐに確認できると思います。

バルブを取り外しました。

やはりロービームの部分だけ、 フィラメントは切れています。

こちらの写真の方が少しわかりやすいでしょうか。

このような向きでバルブがセットされていたので、私の場合は最初にこの向きを覚えておきました。

セットされていた、ゴムカバーの部分はこのような感じです 

裏面の様子は、このような感じです。

バルブを留めておく金具は、このような形状になっています。矢印の部分の、金具のところがはまって、固定されるようになっています。

この金具は左側の方に、開くような感じで移動しますのでバルブのセットや取り外すときには、しっかりと開いてから作業するとすんなりとバルブが引き抜けます。

特にバルブを取り付ける時には、この留め具をしっかりと開いてからバルブを差し込まないと、ハマりが悪く作業しにくくなります。

あとはバルブを差し込んで留め具でしっかりと固定し、ゴムカバーとカプラーをはめて、電気がつくかどうか確認して作業が完了となります。

最後に、タイヤハウスのクリップも忘れずに留めておきましょう。

バルブをセットするときのコツが少しあります、作業をするときに見るのはヘッドライト側からみるとやりやすいです。

留め具をしっかりと開いておき、バルブを持って穴の部分にしっかりとセットします。

ヘッドライト側から見ることで、ちょうど穴になっているので、バルブの突起の部分などがどの辺りにあるか見れるので作業しやすいです。

ちなみに矢印があるところが、留め具が引っかかる場所になっているのでその部分を、最後に引っ掛ける時にチェックしましょう。

少し角度を変えて、分かりやすい写真を撮ってみました。場所が小さいので分かりにくいかもしれませんが、よく見ると作業の時に分かると思います。

こちらの写真はバルブをセットして、作業が完了した時の様子です。

このようにしっかりとヘッドライトのランプがつきました!これで作業を完了です。

今回は動画や写真をとりながら作業したので、およそ45分ぐらいかかったと思います。ある程度慣れたら、15分程度あれば終わる作業だと思います。

少し手間取ったとしても、30分ぐらいあれば作業完了できるでしょう。

今回使った道具を少し紹介します。

使った道具はマイナスドライバーと、ペンライト・ヘッドライトとなります。

部品としては、交換するためのヘッドライトバルブ。特別な工具も必要ないので、作業自体はとても楽だと思います。

タイヤハウス内の作業になるので、結構作業する空間が暗いと思います。ですので、ペンライトやヘッドライトがあると、しっかりと中が見えるので用意しておく方が無難です。

車の修理など自分でやりたいなと思っている方は、電球の交換などからやってみると車の修理作業に慣れてくるでしょう。手始めに行ってみると勉強になります。

ちなみに作業が難しくてできない時に、無理やり作業してしまうと別の部分が壊れたりする原因にもなるので、作業するときは丁寧にやると良いでしょう。もしできなかった場合は、一度諦めて業者に頼んでみたり知っている人に聞いてみたりするのも一つの手です。

エマーソンローダウンジャッキ EM-511C リリースバルブのOリング交換 Emerson lowdown jack release valve O-ring replacement

タイヤ交換をする時にいつも使っているエマーソンのローダウンジャッキですが、リリースバルブの所からオイル漏れがあり、オイルが減少したことによって正常にジャッキが上がらなくなってしまいました。

原因が O リングの劣化によるものなので、今回はリリースバルブの O リング交換とオイル追加の作業をします。

リリースバルブのOリング劣化によるオイル漏れで、ジャッキが正常に上がらないので修理してみた

今回修理する、エマーソンのローダウンジャッキはこのようなものです。

ローダウンジャッキを使う前には、通常タイプのエマーソンのジャッキを使っていました。ローダウンジャッキを使うことで、車の下回りに入りやすいので気に入っています。

通常タイプのものだと、ジャッキのボディが車の下回りに引っかかって作業に手間がかかることがあるので、ローダウンジャッキの方が入りやすく便利なことが多いなと思っています。

ローダウンジャッキでも、車高によっては入らないこともあるので、ジャッキアップする時には車の高さを上げるのにレールなどを用意しておくと、簡単にジャッキを挿入するスペースを確保できます。

オイル漏れの確認

このように、ケースの中にオイルが漏れています。

少し漏れている時は、もう少し大丈夫かなと思いしばらく使っていましたが。今回は、繰り返し漏れているうちに、オイルの量が足りなくなり限界となりました。

リリースバルブ

写真の、赤い丸の付いている部分がリリースバルブです。

今回は、この部分を外して作業してきます。まず先に、オイルを抜く作業をしておきましょう。

因みにリリースバルブをそのまま外すと、オイルが出てきます。オイルを受けるためのトレーなどを用意しておきます。オイルを抜かないで作業する時は、リリースバルブ側を高くして、オイルが漏れないようにしておくとそのまま作業できるかもしれません。

満タンにオイルが入っている場合は、結構オイルが出てくると思いますので注意しましょう。

今回の作業では、あらかじめオイル漏れがあったので、それほどオイルが漏れることはありませんでした(ほんの少量のオイルが出てきたくらいです)。ですので、オイルを抜かずにリリースバルブをそのまま取りました。

エアーベントバルブ

このエアベントバルブの位置から、オイルを抜いたり注入したりします。

リリースバルブ Oリング交換作業開始

それでは、これからリリースバルブの O リング交換作業を開始していこうと思います。

まずは、このリリースバルブを反時計回りに回し抜き取ります。リリースバルブを抜き取る際には、丁寧にゆっくりと作業すると良いでしょう。

勢いよく外してしまうと、部品をなくしてしまったりすることもあります。ゆっくりと作業することがポイントです。

リリースバルブを取り外すとこのような感じになっています。

ねじ切りの上の部分の溝に、 O リングがはまっているのが分かります。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、 O リングが痩せて細くなっています。

今回の交換用の、 O リングはアストロプロダクツで購入しました。

サイズは、「6.0 X 3.0 mm」。値段は一袋で、150円程度だったと思います。

あらかじめ大きさをある程度計測しておいたので、多分これでハマるなということでこのサイズを購入しました。万が一サイズが合わない時は、もうひとサイズ違うものを購入しようかとこの時は考えていましたが、実際に交換するとこのサイズでぴったりでした。

Oリングを取り外すとこのような感じになります。

写真の上にある方の O リングは新品で、下にある少しオイルのついている方が古いOリングです。

下にある方が、少しやせ細っているのが分かるでしょうか??

この部分の O リングを取る際に使った道具は、精密ドライバーを使いました。

最初に通常のマイナスドライバーを使ったのですが、サイズが大きすぎてうまく外すことができません。

ですので、精密ドライバーのような細かい作業のできる、マイナスドライバーを用意しておくと作業がやりやすいです。

今回の作業では使っていませんが、このように紙を留めクリップを使っても作業がしやすいと思いますので紹介しておきます。

新しい O リングをはめたところです。この溝の部分に、しっかりと収まるように O リングをはめました。

このような感じで、 O リングの交換は完了です。

Oリングの交換自体はそれほど難しくありませんが、細かい作業のできるマイナスドライバーなどがなければ、結構苦戦して取り外すのが難しいと思います。道具だけ、しっかりと用意しておくと作業が簡単になります。

エアーベントバルブ取り外しと挿入の作業について

それでは、エアベントバルブを取り外しと挿入する時の、作業のポイントを少し説明したいと思います。

説明書にもオイルの交換方法が記載されているので、実際に作業する前に一読しておくと良いでしょう。

取り外しは簡単

エアベントバルブを取り外す作業なのですが、今回はウォーターポンププライヤーを使用して引き抜きました。引き抜き作業は割と簡単にできます。

バルブキャップを入れる時少し苦戦する

エアベントバルブを、はめる作業は少し苦戦するかと思います。手でただ上から押しつけるだけでは入りにくいので、エアベントバルブが穴にうまくハマるように斜めに挿入しマイナスドライバー(少し大きめの物が使いやすいと思います。)などで、360度からちょっとずつ押し込んでいくような感じで入れていくと上手くはまります。

オイル注入

それでは次に、オイルの補充作業をしようと思います。

見た目から分かるように、オイルが上から見ても本来の位置に液面が達していないくらい減っています。

オイルの補充をする時に、写真にあるようなジェットオイラーという道具を使いました。今回は、エンジンオイルが余っていたのでそれを使ったためにオイルを容器に移し替えて注入しています。

市販でガレージジャッキ用の、オイルが販売していますのでそれを購入すれば、そのまま注入しやすいような容器に入っています。

今回使用したオイルを注入するための容器は、アストロプロダクツでジェットオイラーというものを購入して使いました。値段は、250円くらいだったと思います。

しかし、今回の作業にはあまり向かなかったなという印象です。というのも手でしっかりと圧力をかけてオイルを出すタイプだったので、注入する間にずっと力を入れておかないと出てこなかったのが使いにくかったです。

オイルをただ入れて、ひっくり返してそのまま出てくるようなタイプのものを購入すれば、そちらの方が作業が楽でした。(次回作業するときはそちらのタイプの容器を購入しようと思っています)

ジャッキオイルはサラサラ系

ジャッキオイルはサラサラとしたタイプのものを使っています。粘度がとても柔らかいので、今回私はエンジンオイルを使っていますが、使ってみてオイルが合わないようであればすぐに市販で売っているジャッキオイルと交換しようと思っています。

オイルの硬さは、説明書などに書いてる場合がありますのでチェックしておくと良いでしょう。

このように説明書のところで、「エマーソン純正オイル」または同等の油圧用オイル(ISOVG 10-15)を使ってくださいということで記載されています。

今回はこのように、液面が見えるくらいのところまでオイルを入れました。

最終的に使ってみたら、少しオイルが多すぎるような感じがあったので、多少オイルを抜きました。

エア抜き作業

オイル注入作業が終わったら、エア抜き作業をします。

手順はこのように説明書にも書いてありますので、手順通りに作業すればエア抜きできます。

  1. 水平な地面の上で支持台を一番下まで下げてください。
  2. リリースバルブにハンドルを差し込み、反時計回りに回してください。(2-3回転)
  3. エアーベントバルブを外してください。
  4. 油圧ハンドルにハンドルを差し込み、上下に素早くを動かしてください。(5-6回)
  5. エア抜きが終わりましたら、エアーベントバルブを元の状態に戻してください。
  6. 保管する場合は、ハンドルでリリースバルブを時計回りにしっかりと閉めてください。

※ 正常に動作しない場合は2-3回同じ作業を繰り返してください

作業が終わったので、正常な動作をするか確認

Oリングを交換して、オイルも注入したので正常にローダウンジャッキが動くかどうか試してみました。

写真でわかるように、最大部分までしっかりとジャッキが上がるようになっています!!

この写真が、交換作業前の最大に上げることができた高さです。オイルが足りなく油圧がしっかりとかからなく、この程度の角度までしか上がっていませんでした。

このように今回の作業で、しっかりとローダウンジャッキが復活しました!これからもまた長く使えそうです。作業もそれほど難しくなく、無難に終了しました。

今回作業した流れのまとめ

  • オイルを抜く(私の場合は、今回はオイル漏れがひどかったのでオイルを抜かずに作業しました)
  • リリースバルブを外す
  • Oリングを交換する
  • オイルを注入
  • エア抜き
  • 動作確認

今回はこのような感じの手順で作業を進めました。

作業時間は、写真などを取りながら進めたので一時間半ぐらいかかったと思いますが、実際にスムーズに作業が進めば、40分程度で作業は完了すると思います。

O リングやエアーベントバルブの取り付けなどで、少し戸惑う部分があれば時間がかかるかもしれません。この部分の作業がうまくいかないようであれば、少し長く時間がかかるでしょう。

電気ヒーターが故障したようなので解体して確認してみた I tried dismantling the electric heater

長年使っていた電気ヒーターが、今年使おうと思って電気をつけると熱源部分だけに電気が通っていないという症状が出ました。

ですので、おそらく熱源部分へつながっている配線が、取れてしまっているような気がします。実際に、内部がどのようになっているか気になったので、解体してみることにします。

熱源ラインの配線がダメになっていた。

長年使っていた電気ヒーターは、このような縦長タイプの電気ヒーターです。去年までは通常通り使えていましたが、今年から使えなくなってしまいました。

しかし首振り機能などのところまでの電源は来ていることが確認できています。

熱源部分のところに電気がこず、赤くならずに温まらないといった症状なので、その部分に何らかの不具合が生じているんだなということが想像できます。

それでは少しずつ分解してみましょう。

この辺りが首振りするための部品の部分です、この部分のEリングを取らないと分解して配線の部分を見ることができないので、この部分もバラしていきます。

Eリングを外すときは専用の工具もありますが、今回はラジオペンチとマイナスドライバーを使って外すことにしました。(多少時間はかかりますがこの方法でも、私の場合は大抵の場合簡単に取ることができます。)

開けてみると、やはり熱源部分へつながっている配線が切れているのを確認できました。

写真中央にある二つの配線部分のうち、片方の配線が繋がっておらず、切れているのが確認できます。

左側の白い配線は、通常通り繋がっているように見えます。しかし、右側の配線が切れています。

切れてる配線の接続部分の中央付近に、白っぽくなっているのがあります。配線から出ていた金属をそこで接着させていたようですが、腐食してこのような白色の粉のようになっています。

おそらく空気中の水分などが入り込んで、経年劣化で金属がボロボロになり配線が切れてしまったのでしょう。

白い配線の部分の先端をニッパーでカットすると、しっかりとした新しい配線があります(写真下の方)。中の配線に関しては腐食していないようでした。

接続部分の中央付近に、白い粉が見えるのが分かると思います。

本来はここに配線が通っているはずですが、外れてしまっていますね。

それでは、反対側の部分も見てみましょう。

こちらも同様の現象で、配線が腐食して外れてしまっている様子が確認できます。

同じラインの熱源の配線なので、もしかしたら何らかの原因で大きな負荷がかかってしまったのかもしれません。大きな負荷がかかったことで、配線が傷むのが早くなったのかもしれないかなとも思いました。

まあどちらにしろ、水分がついたような腐食の感じもあるので、機械内部で熱がこもった後部屋が寒くなったりして結露し、その水分が原因で腐食したら可能性もあるなと考えました。

反対側の方が少しですが、腐食がが穏やかなようです。白く粉のように腐食している先に、細い電線が見えます。これが熱を発するための配線に繋がっているのでしょう。

右側のしっかりとくっついてる配線の方も、その先の部分に細い電線が見えています。

反対側の配線に関してはこのように真ん中に金属の配線が使いそうな感じで残っていたので、接着できるかなと思い挟んでみましたが、電気が通るにはちょっと難しそうでした。

一応配線をくっつけてみた状態で、電源をつけてみましたが上手く通電しませんでした。(反対側の方は配線を新しく切って、直接接続部分に密着させて試してみたという感じです)

当初はこういう基盤の部分の半田付けの配線が外れているのではないかなと思って考えていましたが、実際は違ったので修理するのが困難だなということで、今回は修理不能ということで捨てることにしました。

もし基盤部分の半田付けの部分の配線が外れているだけということであれば、はんだ付けして修理しようと思っていました。

配線部分の半田付けは、本体が倒れてしまったりした時など衝撃があると、外れてしまうこともあるのでそういった症状もあるかもしれないと考えてはいました。今回は、違ったようです。

ちなみに、もし通電すればこの部分が赤くなって熱を発する場所になります。

2箇所配線が今回腐食して外れてしまっていましたが、他の配線に関しては特別問題なさそうでした。

今回はこのようにバラしてみましたが、最終的には修理できないということですてました。分解してみてどのような症状で故障しているのかを考えてみることで一つ勉強になりました。

Asus K00B タブレット タッチパネル交換に挑戦 Penggantian panel sentuh

Asus K00B タブレットのタッチパネル交換に挑戦しました。購入してから1年ぐらいした時に、床に置いていたところ踏んづけてしまいタッチパネルの操作ができなくなってしまいました。それ以降使い物にならなく、とりあえず放置していました。

今回は、別のK00Bを中古で購入してタッチパネルのモニターのみ交換に挑戦してみることにしました。

型番が一緒でもしようが少し違ったので上手くいかなかったが勉強になった

背面カバーを外す

左側が壊れてしまった方のタブレット、右側が今回購入した中古のタブレットです。右側のタブレットのモニターを左側のタブレットに修復しようという考えです。

まずはタブレットの背面カバーを外して、中の様子を見ることにしました。

カバーの外し方

背面のカバーを外す時には、写真にあるように精密ドライバーを隙間に入れて煽りながらはずしました。背面のカバーはツメで引っかかっているだけなので、煽ると取れます。(本体に傷がついたりする場合もありますので、マイナスドライバーに布などを巻いて作業するのも良いでしょう)

強引にやってしまうと、爪が折れたりすることも考えられますので作業は丁寧に行ってみてください。

蓋を開けるとこのような感じの爪になっていて、ここに引っかかっているだけです。

本体の中の様子

蓋を開けるとこのように、基盤と電池が見えてきます。

今回バラした時に、まず自分で作業できるかどうかこの様子を見て考えてみました。配線を引っこ抜いてつけるだけでできるようだったので、中古品を購入してパネルの交換だけしてみようということにいきつきました。

大元の基板を取って作業すると、作業効率が良いかもしれません。私の場合は、最初どのような形状がわからなかったので、基盤も外してみることにしました。(実際はモニターの交換だけなので、モニターと繋がっている配線を3箇外すだけでも大丈夫だということが後で気づきました)

基盤を外す時に一つ注意しておいた方が良い点があります。写真で赤い丸の部分なのですか、目隠しのシールが貼ってあってその下にネジがあります。この部分のネジがあることを気づかないと、後で基盤を外す時に、強引に煽ったりすると基盤が壊れたりする可能性もありますので注意しましょう。

タッチパネルの配線の位置

タッチパネルの配線の位置についての説明です。写真にある赤い囲みの部分がタッチパネル用の配線になっていました。

青い印をつけているところから、モニターの方へ配線が繋がっているので引っこ抜けるようになります。(配線がを通している穴の部分がありますがそこを通す作業をする時に、配線を傷つけないように注意して作業すると良いと思います)

この配線はモニターに映像を映す為の配線のようです。

さてここまで作業して一つ気づいた点があります、元々あったタブレットと今回購入した中古のタブレットの、映像を送る部分の配線のコネクター部分が違うということです。

こちらの写真にある配線は、カプラーのようになっていてカチッとはめるだけではまるようになっています。(中古で購入した方)

しかし元々あったタブレットの配線は、下の写真にあるような差し込みタイプの配線になっていました。

ということで、ポン付けの取り外し取り付けができないことがここで判明します。

色々と考えてみましたが、残念ながら交換できないことがわかりました。(配線や接続部分を別の物に交換するなどできる方は、そのような方法でもできるかなと思いましたが、私では力不足でそこまでやろうという気にはなりませんでした。)

こちら側の配線二つが、タッチパネルのタッチを認識する為の配線のようでした。

この二つの配線は、二つの機種ともに同じタイプだったので接続可能でした。

タッチパネルを外すときの注意点

この後にタッチパネルのモニターも外したのですが、その時のちょっとした注意点があります。

タッチパネルと本体を接続する部分に、両面テープが貼ってあります。結構しっかりとくっついていますので、剥がす時にタッチパネルを損傷しないようにゆっくりと作業するといいと思いました。

私はタッチパネルの隙間に、精密マイナスドライバーを差し込み煽って外しました。取り外し最中につくかもしれない傷などを最小限に抑えたい方は、当て布などをして保護しながら作業すると良いでしょう。

挑戦してみて勉強になった

最後に、今回タッチパネルの交換作業の挑戦をしてみての感想です。

背面カバーを外して、タッチパネルを外すところまでは、まあまあスムーズに進みました。その後配線の形状が少し違うということで、結局作業は最後まで行きませんでしたが、もし配線部分が同様の形状であれば交換できたでしょう。

今回の収穫としては、部品さえあればタッチパネルの交換も自分でできそうだなということがわかったことです。それと中の構造を見ることができてよかったです。

交換の際に特に注意しなければいけないなと思ったところは、タッチパネルの配線を抜き差しする部分がそれほど強くないので、損傷しないように丁寧な作業をしなければいけないということです。

失敗してしまうと、しっかりと取り付けできなくなりそうになりますのでその部分だけは十分に注意して作業しなければいけないなと実感しました。

今回は中古品で、もし失敗しても仕方がないなという感じで作業しました。結果的には上手くいきませんでしたが、勉強になりました。

それとあとからネットで見てみると、タッチパネルのみの販売もしているようですのでもし購入できるようであれば、気が向いたらタッチパネルのみ購入して再度作業をやってみるかもしれません。

ただし、古い機種でこれから長く使おうという気にもなれませんので、作業はここで終わるかもしれません。(勉強のために交換作業のみやってみるのもいいかなと思って考えているところです)

もしご自身で交換作業をしてみたいというのであれば、自己責任でやってみてください。