今回は叶匠壽庵の「あも栗」を購入しました。
叶匠寿庵は、滋賀県大津市にある菓子店です。(1958年創業)
以前「あも」を食べたことがありとても美味しかったので、「あも栗」も食べてみたいと思い購入してみました。
なめらかな餡子と、とろけるような羽二重餅の食感がすごく良い和菓子です。
滋賀の餡子和菓子 なめらかな粒餡
値段は一本1400円くらいでした。
外側の包装はこのような感じです。
栗が使われているので、パッケージにも送りのデザインがあります。
丹波大納言小豆を使用しているので、しっかりとわかるようにパッケージに表示されています。
丹波大納言小豆
丹波大納言小豆は古くから兵庫県・京都府などで栽培されている大粒で味が良い高級品種の小豆です。
この小豆は栽培と収穫に手間がかかるために、収穫量が少ないです。
あずきの生産といえば北海道十勝地方がとても有名です。
北海道の小豆は寒い地方で栽培されているので皮がしっかりしているという特徴があります。
丹波大納言は皮は薄くて大粒という特徴があります。
皮が薄いことで食べた時の食感がなめらかなのが特徴だそうです。それに加えて風味や香りも良いということです。
賞味期限は製造日より26日ということですので、購入してから早めに食べると美味しく召し上がれます。
原材料の部分のでとっていますので、原材料が気になる方はチェックしてみてください。
外側の包装を取ると、中はこのような箱に入っています。
蓋を開けると中に、「あも」が入っています。
全体は紙パックに包まれていて、一番上の部分に餡子がつかないようにシールが乗っかっている感じです。
ちょっと遠目から写真を撮ってみました。全体の雰囲気が伝わると思います。
見た目は、羊羹のようです!
これから半分に切ってみると、「あも」の良さが分かります。
このように、外側がつぶあんで包まれていて中にとっても柔らかいとろっととろけるような食感の餅が入っています。
今回の「あも」は栗も入っています!
栗のほっこりとした食感と、ほのかな香りが楽しめます。
断面をより近くで、撮影してみました。
大粒の小豆がたっぷりと入っているのが分かります。
寒天で固めているようなので、ぷるっとした食感があります。
硬さは羊羹のようにしっかりとした固さではなく、柔らかい食感なので食べた時に餅と一体化しすごく美味しいです。
ちょっと角度を変えて撮ってみるとこのような感じです。
今回の写真では一箇所をカットしていますが、他の部分をカットしても栗がどこからでも出てくるというぐらいしっかりと入っていました。
食べてみた感想
全体的に柔らかい食感ですごく美味しい和菓子です。
特に中に入っている羽二重餅の溶けるようなもちっとした食感が良いです。
周りのあんこも、柔らかく固めてあり小豆の風味もよくしっかりとした味でとても美味しいです。
大納言小豆は薄皮という特徴があるので、小豆の皮も口の中に残りにくくとても良いです。
濃いめの緑茶と一緒にゆっくりと楽しむと、より美味しく食べれるでしょう。
友人の家にお菓子を持っていくときや、お遣い物などに使うのにも良い和菓子だなと思いました!
秋の味覚季節限定の、「あも栗」ですので見かけたら一度食べてみてください。