江戸時代からのおよそ300年もの歴史のあるお菓子店「松翁軒」 の、極上のカステラを食べてみました。
(天和元年(1681年)、江戸中期に山口屋貞助が創業。)
長崎はカステラで有名な地域ですが、この「松翁軒」のカステラは元祖のようです。
今回購入したカステラの値段は、5切れ 200gで、約1500円です。
江戸時代からの歴史!老舗の美味しいカステラ 旨いの一言!
パッケージデザイン
松翁軒の「五三焼」カステラは、このようにシンプルなデザインのパッケージになっています。こういったシンプルな文字だけのデザインですが、老舗の雰囲気が出ていていいなと思います。
横側には、 松翁軒のシンボルマークが描かれています。
箱全体の雰囲気はこのような感じです。
裏面には原材料などの情報が書かれています。
内容量は200g。
原材料の部分も写真に撮っていますので、気になる方はチェックしてみてください。
砂糖(国内製造)、卵、小麦粉、水飴が使われています。
このように、五三焼きの説明もあります。
細かな情報ですが、こういった情報を読んでから食べるとより深く味わいを考えれます。
江戸時代、全ての味「五味」を凌駕する美味として、「五味カステラと」称されたものが、やがて「五三焼カステラ」と呼ばれるようになりました。それは、卵を増やし、砂糖もふんだんに使い、小麦粉を極限まで減らして焼き上げた極上の長崎カステラです。このように書かれています!
箱から取り出してみると、一本のカステラがまるごと袋に入っています。
個別包装ではないので、封を切ったら一度に食べてしまうのが良いでしょう。
今回購入したのは5切れタイプのもので、一回で食べきるのにもちょうどいいサイズです。
箱の一番上にはこのように、「松翁軒 五三焼」のシールで閉じられています。
箱を開けるとこのようになっています。
カステラの表面の部分にシートが被せてあり、箱にくっつかないようにしてあります。
横から見るとカステラの表面がよくわかります。濃い黄色をしていて、卵をたっぷりと使っているのが分かりますね。
このカステラはスペシャリティーな商品ですので、卵黄の量を通常のカステラよりもたっぷりと使っているので、このようにしっかりとした黄身の黄色い色を表現できています。
上から見るとこのような感じです。表面の焼き具合が均一で、ものすごく美味しそうです。
横から見るとこのように、美味しさがより伝わるでしょうか!
写真の見た目からも少し伝わるのかと思いますが、通常のカステラよりもしっとりと仕上がったような見た目になっています。
このしっとり感を出すために、厳選した薄力粉を使っているということです。通常カステラに使う薄力粉だとこのように仕上がらないようです。それと、このカステラの場合、砂糖も多めに使っていることもあり、しっとり感が強めに出てきます。
カステラの底面の、ザラメの量はこのような感じでした。
たっぷりとザラメを敷き詰めたようなタイプのカステラもありますが、このカステラに関してはザラメの量はほどほどで、シャキシャキとした食感がほどほどに味わえるちょうどいい分量が使われています。
個人的には、このくらいの量のザラメの量がすごく良いなと思いました。
手で軽くちぎってみると、このような感じの見た目です。
食べてみた感想
最初の一口目を食べた瞬間に、とてもしっとりとした食感が感じられ美味しかったです。食べていくうちに段々と卵の風味も伝わり、口いっぱいに美味しいカステラの香りが広がります。
所々でザラメのジャリジャリとした食感も加わり、ザラメが焼きあがった香ばしい風味もミックスされとても美味しいです。
甘さは割と強めかなという感じのカステラに仕上がっています。
甘いタイプのカステラで、濃厚な味付けのものが好きな方にはものすごくおすすめです。
逆に、パサっとしてふんわりと軽い食感のカステラが好みの方には、濃厚すぎて重たいかもしれません。
しっかりとした濃厚な味がありますので、お茶請けにもピッタリだなと思いました!
九州の福岡空港でも購入できますので、九州旅行や長崎旅行行った時のお土産として購入してみてください。
甘いものが好きな方に喜ばれることは間違いありません!
もちろん自宅でじっくりと美味しいカステラを食べたい時に、自分用に買っておくと甘いものを食べながら優雅な時間を自宅で過ごせます。
Web site
■ 五三焼 カステラ 松翁軒 Gosanyaki Castella Shooken