福島県郡山市の和菓子で、かんのやの「家伝ゆべし」を食べてみました。
今回初めて食べる和菓子なので、どのような味かとても楽しみです。見た目から通常のゆべしとは違う部分があるのも魅力的なところです。
因みに、かんのやは1860年間に、菅野文助が「かんのや」を名乗り、今に伝わるゆべし作りが始まったということです。
餡子のゆべしが珍しくそして美味しい!福島土産にも
パッケージはこのように、和風なデザインで素敵です。
ゆべしとは本来、ゆずの実を使ったお菓子だそうです。しかし全国各地でその形状は若干異なる事があり、東北地方でゆべしと言うと、ゆずは使用せずくるみを入れた四角い餅菓子が一般的だということです。
今回食べる柚餅子は、そんな一般的なゆべしとは少し違いますので楽しみにしていきましょう!
横から見るとこのような感じ。
裏面はこのように、中の様子が少しだけ透けて見えています。
原材料の部分も写真に撮っていますので、気になる方はチェックしてみてください。
内容量は、6個(2個X3袋)となっています。
原材料の一番最初に砂糖が使われていることから、砂糖がメインの食材になっていることがわかります。ゆべしとしては珍しく、中にあんこが入っているのでそういった意味でやはり砂糖がたくさん使われているということになっているのでしょう。(餡子を作る時には、たっぷりの砂糖を使いますので)
外の袋を開封するとこのように、3袋中に入っています。
中の袋は透明になっているので、中のお菓子の様子がすぐに分かります。
ゆべしはこのようにトレーに入っているのですが、トレーの真ん中に切り込み線が入っていてそこから半分に分けることができるようになっています。
数名で分けたい時などに、このようになっているのは便利だと思います。
開封してみて、ゆべしの形を見て普通のものと違うことがわかるでしょうか?
一般的なゆべしの形として、四角形のものが多いと思います。ですがこの、「家伝ゆべし」は三か所指で摘んだような形になっています。通常のものと形が違うところも、珍しくて良いですね。
そして写真の右側にあるゆべしは、少しちぎってみたところです。中に餡子が入っているのが分かると思います。ゆべしに餡子が入ったタイプはなかなか見かけないですが、餡子が入ったゆべしも味が良く美味しいです。
後は表面に小さな粒はついていますが、これはケシの実がついています。ケシの実が少しまぶしてあることで、食べている最中に風味が感じられよかったです。
美味しそうな見た目の、かんのやの家伝ゆべし、いくつかの角度から写真をとっていますので、じっくりと確認してみてください。
上にケシの実はあることで、見た目もすごくよく仕上がっているなという印象。
中に入っているあんこは、こしあんを使っています。
実際に食べてみると、ゆべしのもっちりとした食感がすごくよく、中に入っているこし餡の甘さとゆべし独特の醤油風味との相性もバッチリでした。
食べていくうちにけしの実がほんのりと風味をプラスして、それもまた美味しいです。
緑茶を入れて、ゆっくりじっくり味わいを楽しみながら食べるのも風情があっていいですね。
かんのやでは、くるみの入った通常のタイプのゆべしも売っています。今回私はそちらの方は食べていませんが、別の機会に福島の和菓子を購入する機会があったら食べてみたいと思います。
福島県へ旅行した時のお土産などにもぴったりですので、どのようなお土産を買うか迷った時にはチェックしてみてください。ちなみに、オンラインショップでの販売もしています!詳しくは、ホームページを見てみると良いでしょう。
今回初めて食べたのですが、とてもおいしく気に入りました。また食べたい和菓子です。