ヘッドライトバルブ交換 フィットGD2 【車修理】 Headlight bulb replacement Honda Fit GD2

フィットGD2のヘッドライトバルブが切れてしまったので、新しいものと交換することにしました。特別に難しい作業ではないので、業者に頼まなくても自分で簡単に交換できると思います。

業者に頼むと工賃がかかりますが、自分で作業すると工賃代がかかりませんね。少し節約になります!

作業時間は約20分!慣れれば簡単

今回用意した、ヘッドライトのバルブはこちらです。

確か、ホームセンターで安く売っていたものを購入したと思います。だいぶ前に、購入したものなので詳しくは忘れてしまいました。

以前、片方のヘッドライトバルブが消えた時に購入した、残りの片方を取っておいたものになります。

バルブに関しては、ご自身のお気に入りのものを使うと良いでしょう。

それでは、交換作業に入ります。

まず交換するにあたって、作業スペースを確保するためにタイヤをこのように斜めにしておきます。

まっすぐの状態にしておくと、手が入るスペースが狭くなるので作業が難しいです。

矢印のところに、インナーフェンダーを留めている 、リベットクリップ・トリムクリップがあります。 

この2箇所のクリップを外すだけで作業スペースは十分に確保できるので、2箇所クリップを外しておきましょう。

このようなクリップが付いています。クリップの端の方に、少し溝がついているのが分かると思います。その溝の部分にマイナスドライバーを差し込んで、真ん中の部分を浮かせると後は指で取り外せます。

もう片方のクリップも、同じ形状です。

このように、溝のところにマイナスドライバーを差し込みあおると、真ん中の部分が飛び出してきます。

このような感じで、少し真ん中の部分が飛び出しています。この状態になれば、あとは手で引っこ抜くだけです。手で引っ張る時に少し揺らしながら、作業をすると取りやすいと思います

取り外したグリップの形状はこのようになっています。

先端の部分が少し開いていますが、この後も再利用するのでこのままとっておきます。

プラスチックのような素材なので取り外す時に割れてしまうこともありますが、そういった場合は工具店などに行くとクリップが販売していますのでチェックしてみると良いでしょう。

ちなみに、私も時々工具を買いに行く、アストロプロダクツにも取り扱いがあるはずです。

後は、タイヤハウスインナーの部分を少し押し広げて作業スペースを確保します。(全部取り外す必要はありません。一部分だけずらせば十分作業ができます。)

タイヤハウスを広げた部分の写真は、撮り忘れてしまいました。

中を見るとこのようになっています、この部分だとちょうどヘッドライトのバルブの所が隠れているので見えにくいです。グレーのカプラーがついているあたりの上の方に、ヘッドライトのバルブが付いています。

赤い丸がついている部分が、ヘッドライトバルブが付いている所になります。

ヘッドライトバルブの上の方に小さな配線がついていますが、これがポジションライトになっています。

この部分を交換したい時は、45度くらいひねると手前に外れます。電球の交換作業のやり方は、確か電球を抜き差しするだけで簡単だったと思います。

それでは今回作業する、ヘッドライトバルブの作業に戻ります。

矢印の付いている部分の、カプラーを手前に引っこ抜きます。

このような感じで、簡単に引き抜けました。

次に、周りのゴムカバーを引き抜きます。

この時このゴムカバーを取り外すのは少し力がいるので、色々な箇所を引っ張って少しずつ緩めていくといいと思います。

私の場合は、手である程度引っ張って少し緩みが確認できたところで、隙間の部分にマイナスドライバーを挟んで煽って取り外しました。

ゴムの部分を取り外すと、このようにバルブが挟まっているのが見えます。 

そして、バルブはバネのようなもので固定されています。この留め具を外すとバルブが取り外せるようになっています。

取り付けするときに作業しやすいように、どの向きでバルブはセットされているかを最初に確認しておくと、後で作業が楽になると思います。

もし忘れてしまったとしても、カプラーにどのような形状でハマるか確認すればある程度の向きはすぐに確認できると思います。

バルブを取り外しました。

やはりロービームの部分だけ、 フィラメントは切れています。

こちらの写真の方が少しわかりやすいでしょうか。

このような向きでバルブがセットされていたので、私の場合は最初にこの向きを覚えておきました。

セットされていた、ゴムカバーの部分はこのような感じです 

裏面の様子は、このような感じです。

バルブを留めておく金具は、このような形状になっています。矢印の部分の、金具のところがはまって、固定されるようになっています。

この金具は左側の方に、開くような感じで移動しますのでバルブのセットや取り外すときには、しっかりと開いてから作業するとすんなりとバルブが引き抜けます。

特にバルブを取り付ける時には、この留め具をしっかりと開いてからバルブを差し込まないと、ハマりが悪く作業しにくくなります。

あとはバルブを差し込んで留め具でしっかりと固定し、ゴムカバーとカプラーをはめて、電気がつくかどうか確認して作業が完了となります。

最後に、タイヤハウスのクリップも忘れずに留めておきましょう。

バルブをセットするときのコツが少しあります、作業をするときに見るのはヘッドライト側からみるとやりやすいです。

留め具をしっかりと開いておき、バルブを持って穴の部分にしっかりとセットします。

ヘッドライト側から見ることで、ちょうど穴になっているので、バルブの突起の部分などがどの辺りにあるか見れるので作業しやすいです。

ちなみに矢印があるところが、留め具が引っかかる場所になっているのでその部分を、最後に引っ掛ける時にチェックしましょう。

少し角度を変えて、分かりやすい写真を撮ってみました。場所が小さいので分かりにくいかもしれませんが、よく見ると作業の時に分かると思います。

こちらの写真はバルブをセットして、作業が完了した時の様子です。

このようにしっかりとヘッドライトのランプがつきました!これで作業を完了です。

今回は動画や写真をとりながら作業したので、およそ45分ぐらいかかったと思います。ある程度慣れたら、15分程度あれば終わる作業だと思います。

少し手間取ったとしても、30分ぐらいあれば作業完了できるでしょう。

今回使った道具を少し紹介します。

使った道具はマイナスドライバーと、ペンライト・ヘッドライトとなります。

部品としては、交換するためのヘッドライトバルブ。特別な工具も必要ないので、作業自体はとても楽だと思います。

タイヤハウス内の作業になるので、結構作業する空間が暗いと思います。ですので、ペンライトやヘッドライトがあると、しっかりと中が見えるので用意しておく方が無難です。

車の修理など自分でやりたいなと思っている方は、電球の交換などからやってみると車の修理作業に慣れてくるでしょう。手始めに行ってみると勉強になります。

ちなみに作業が難しくてできない時に、無理やり作業してしまうと別の部分が壊れたりする原因にもなるので、作業するときは丁寧にやると良いでしょう。もしできなかった場合は、一度諦めて業者に頼んでみたり知っている人に聞いてみたりするのも一つの手です。

フィットGD-2 マフラーの穴補修 ホルツのパテ使用【車修理】Honda Fit muffler hole repair

フィットのマフラーに穴が開いてしまい、このままだと車検に通りません。ですので今回はマフラーの穴を補修してみようと思います。

補修方法としては、ホルツのマフラー用のパテを使って穴を塞いで補修していきます。

マフラーの穴をマフラーパテ(ホルツ)を使って補修しました

矢印の所が、マフラーの穴が開いている場所です。

まずマフラーの穴が開いた場所ですが、マフラーの上部で遮熱板のとの間になるために一旦リアマフラーを外さなければ作業できない場所になります。

というわけで、まずはリアマフラーを外す作業です。

作業するときは、まず作業スペースを確保するためにガレージジャッキで上げ 、ジャッキスタンドをかけて作業できるように少し持ち上げます。

これで作業スペースの確保は終了。

リアマフラーを外す時には、2箇所マフラーハンガーを外すのと、マフラーの配管部分のボルト2本を取り外すとリアマフラーがおろせます。

写真にあるように、バンパーの近くに2箇所マフラーハンガーがついています。

そのまま取り外せば問題ないのですが、取り外しにくい場合にはシリコンスプレーなどを少し吹き付けると取り外しやすくなります。

配管部分のボルトは、このように2本ついています。

マフラーは熱を持つので、ボルトが固着して取りにくくなったりする場合がよくあります。

取り外す数日前から、定期的にこの部分に潤滑油を吹き付けておく事をお勧めします。

私の場合は、5日ぐらい前から毎日1回ずつ潤滑油を吹き付けておきました。

車を乗った後に、軽く吹き付けておいたという感じです。

横から見るとボルトの様子はこのような感じ。

そして真ん中に、マフラーガスケットがあるのが確認できます。

このマフラーガスケットは純正ではありませんが、カー用品店(イエローハット)などですぐに購入できるタイプのもので純正品よりも値段が安く、これで十分エア漏れもしませんのでマフラー交換する時にはいつもこれを使っています。

使用したマフラーガスケットは「ジュランマフラーガスケット」で、私の乗っているフィットGD2の場合は「50パイ 楕円 (NO.32715)」のものを使っています。(因みに、今回ガスケットを購入したのは、Amazonです。)

少し角度を変えた部分の写真も撮りましたので、確認しやすいと思います。

反対側のナットがある部分です。

こちらのナットの部分は、元々溶接されているのかただ固着しただけなのか分かりませんが、取り外しができません。

ボルト側から、取れるので問題はありません。

今回の作業では、写真にあるような感じで工具を使い取り外ししました。

使用したのはスピンナーハンドルと、ソケットです。ソケットを使う際には口が六角形のものを使うとピッタリとはまり使いやすいのでオススメです。ボルトナットの頭を、なめてしまう心配も少なくなります。

ソケットのサイズですが、ナット側が15 mm でボルト側が12 mm です。

今回は数日前から潤滑性を何度も吹きかけていたので、かなりスムーズに取ることができました。

固着している場合だと、ボルトがねじ切れてしまう場合もあるので、そういった時の対処用の工具も用意した方が無難です。

リアマフラーを外してみると錆びている場所があったので、サンダーを利用して綺麗に錆を取った状態がこのような感じになっています。

穴を補修する前に、しっかりと錆を取っておくとその後錆びにくくなりますので、サビ取りはしっかりしておく事をお勧めします。

そして写真を見てわかるように、まあまあ大きめの穴が開いています。

少し大きめの穴の場合には、そのままパテを塗ってしまうとうまく塗りつけられないので、下地になるものの用意が必要です。今回私の場合は、耐熱アルミテープを使います。

サンダーで削った後には、このように錆転換剤を塗っておきます。

以前から使っているエンドックスの錆転換剤 RS で、値段は5000円ぐらいなのですが使いやすくて錆止めの効果もとても良いなと感じているのでこれを使っています。

これは刷毛塗りのタイプですが、スプレータイプの物も販売しています。

私はスプレータイプの方も持っていて、広範囲に短時間で塗りたいときはそちらの方を利用しています。スプレータイプの方が時間が短縮できるので、時間のない方はスプレー缶を用意しておくと良いでしょう。

ただ刷毛塗りタイプの方が、長持ちして使えると思いますので、車の下回りなど定期的に塗る場合にはこの刷毛塗りタイプの方がいいと思います。

このような感じで塗ってみました。

写真では全体的に少し緑がかったような色をしていますが、錆転換剤の塗りたての場合はこのような色になっています。

しっかりと乾くと黒い色に変化します。24時間ぐらいじっくりと乾燥させることで効果がでるようですので、しっかりと乾燥させるのが良いでしょう。

今回は時間がなかったので。塗装した後に、ヒートガンで乾かすことにしました。

錆転換剤が、乾いた後の状態はこのような感じで黒くなります。

それでは、ここからがメインの作業! 「Holts GUN GUM ホルツ ガンガム マフラー本格補修パテ」を、リアマフラーの穴に塗っていきます。

下地用に、耐熱アルミテープも用意してあります。
セラミックシートなどを用意しておいても良いでしょう。市販の、チューブに入ったマフラーパテだと、セラミックシートがセットになっているものもあります。

せっかく錆転換剤を塗りましたが、 穴の周辺のパテを塗る部分はブレーキクリーナーを使って脱脂しておきます。

穴の空いてる部分に、耐熱アルミテープを貼り付けます。

穴の空いてる部分は、パテを押し付ける時に弱い部分になるので、二重にして貼っておくことにしました。

二重にしておくことで結構しっかりと強度があったので、パテの塗りやすかったです。

とりあえず今回はこのように、穴の周りを少し広めにパテを塗ることにしました。

まず、パテを広げた状態がこのような感じです。

そして次に、穴の空いた部分にもう一枚アルミテープを貼り付けます。そうすることで耐久性がアップすると思いそのようにしました。

その際アルミテープの粘着部分にも先にパテを塗っておき、下のパテとくっつきやすいようにしておきました。

それからさらに、上からパテを塗りつけていきます。

ホルツの説明書に書いているのは、厚さ5 mm 程度までになるように作業すると良いそうです。

あまり厚くなりすぎると乾燥しにくいようです。今回私の場合は結構厚塗りをしましたが、ヒートガンでこの後乾燥する作業をして行こうと思います。

そしてこの日は外気温-10°を下回るような寒さでしたので、ある程度ヒートガンで表面を乾燥させた後に、ストーブの前に置きじっくりと乾かしていこうと思います。

ちなみに外気温20°c位の環境であれば、1日程度置いておけばじっくりと乾燥できるのでその方が良いでしょう。

パテを塗り終わった様子がこのような感じです!

たっぷりとパテを使いましたが、今回用意した450gのパテの1/5から1/4程度使用した程で作業が完了しました。

以前作業した時に、チューブタイプだと一本じゃ足りないなと思ったことがありました。今回は450gの、たっぷりタイプを購入したので安心して使用でき良かったなと思います。

使用感ですが、最初は少し硬いなと思ったのですが、慣れていくうちにある程度綺麗に塗れるようになったのでちょうど良い硬さだなと思います。

上の方には油が少し乗っていたので、最初の方は硬いなと思った部分には一緒に入っている油と混ぜながら塗ることで柔らかくなりました。固いなと思う時は、少量の水を追加して練りこんで行くと柔らかくなるようですので、そのように作業するといいと思います。

それではヒートガンである程度の乾燥をさせていきます。

ヒートガンはアストロプロダクツで購入したもので、定格20分と書いていたのでとりあえずは20分ぐらいは使用できるので、そのぐらいの時間温めてみることにします。

やはりヒートガンを使って一気に温めると、ひび割れなどする部分が有りました。ある程度ひび割れした部分には、追加でパテを塗り込むことで綺麗に仕上げることができました。

ひび割れするとその部分が弱くなると思いますので、2段階ぐらいでパテを塗るぐらいの時間の余裕を持っておくとより作業がスムーズにいくと思います。

こちらはある程度乾燥させた状態で、ストーブの前に置いといたものです。

なかなかいい具合で、しっかりと硬化していると思います。

マフラー配管の、接合部分の形状はこのような形になっています。

口周りの部分が少しガタガタしていますが、これは以前の純正ガスケットが配管部分に付着していたものです。

前回マフラー補修した時にだいぶ綺麗に取り除いたのですが、それでもかなり強力にくっついているので残ってしまっています。

ストーブの前に3時間ぐらい置いておくと、かなりしっかりと固まってきました。せっかくなので少しだけ塗装することにしました。

使った塗料は、Kureの耐熱ペイントコートです。 前回使っていたペイントが余っていたので、使いました。

今回はマフラー全体をサンダーで綺麗にしていなかったので、とりあえずサンダーをかけた部分周辺を塗装する事にしました。後は、配管部分も塗装しています。マフラー本体が少し汚れていたので、塗装する前に、雑巾でかなり擦って出来る限り汚れは落としてから色を塗りました。

耐熱ペイントコートを塗ると、全体が綺麗な銀色になり、見た目がとても良くなります。

ペイントを乾かす時も、時短で作業したかったので最初のうちはヒートガンで温めておきました。その後は、ストーブの前で乾かしておくといった感じです。

それでは、マフラーパテも乾燥してある程度強度がしっかりしたのと、塗料も作業に支障がないぐらい乾燥したので、マフラーを取り付けていこうと思います。

まずマフラーガスケットを、取り外したものと新品比較してみようと思います。

このように、色が全然違います!

いくつか写真を撮りましたので確認してみてください。

古い方は、熱で膨張したのか新しいものよりも厚くなっています。

新しい方を、マフラー部分に引っ掛けてみました。

古い方も、引っ掛けてみました。

「ジュランマフラーガスケット」 の場合、純正ガスケットとは違い平べったいので、取り外す時にポロッと取れるので作業しやすいです。

値段も、純正ガスケットと比べると安上がりになります。

マフラーの接合部分についていたボルトです。 取り外した後に、ブレーキクリーナーと潤滑剤を使ってできるだけ綺麗にしました。その後に、軽く錆転換剤も塗っておきました。

マフラーを取り外す時に、使った工具はこちらです。

スピンナーハンドル(差込角9.5mm)2本とラチェットレンチ(差込角9.5mm)、それに15 mm と12 mm のソケットです。

ソケットに関しては、形状が六角形のものを使用するとピッタリとはまり、ボトルを舐める心配が少なくなります。

ラチェットがあると作業がスムーズに済みますので、1本は用意しておくと良いでしょう。スピナーハンドルだけだと、狭いスペースの場合一回転できないのでソケットを何回も外しながら回す必要があります。

メガネレンチのセットも用意しておくと、さらに良いでしょう。車の修理をするときには、メガネレンチの出番が結構あるので1つセットを購入しておくと役立ちます。

マフラーを取り付ける時には、私の場合はまずマフラーハンガーを取り付けました。マフラーハンガーをはめる時に、シリコンスプレーを穴のところに少量スプレーすることでスムーズに作業が進みました。

シリコンスプレーを使わなくてもはめれますが、スプレーしないと結構固くて力が必要なので大変です。

マフラーハンガーの取り付けが終わったら、マフラーに新品のガスケットを写真にあるように取り付けておきます。

この時マフラーがマフラーハンガーにかかっているだけの状態で、マフラーをぶら下げた状態のままにしてしまうとマフラーハンガーに負担がかかると思います。何か台を用意しておくか足などで固定してマフラーを少し持ち上げながら作業しておくと良いでしょう。

私の場合は、マフラーハンガーに引っ掛けた状態で、足でマフラーをある程度持ち上げてその隙に、写真にあるガスケットのある所にマフラーを軽く引っ掛けて作業しました。

ある程度手で支えておけばその状態をキープできるので、手で支えた状態でまずは仮止めのボルトを一本入れておきます。

そうすることで、その後マフラーは落ちることがないので、ゆっくりと作業できます。

後はスピナーハンドルと、ラチェットレンチを使ってボルトを固定すれば完成です。

ラチェットはある程度閉まるまで使いますが、最終的な本締めをする時にはスピナハンドルを使って作業してください。

ラチェットに強い負荷をかけてしまうと、ラチェットの破損の原因になります。

写真にあるような感じでしっかりとマフラーを固定することができました。

このような感じで固定されています。

マフラーハンガーをが付いてる位置としては、赤い丸のついている部分と、赤い矢印の付いてるあたりの2箇所になります。

取り付けた後の様子です。

今回はローダウンジャッキを使って車を持ち上げているのですが、しっかりとジャッキスタンドも2箇所かけてあります。(安全第一)

フレームのところにジャッキスタンドをかけようかなとも思ったのですが、作業がしにくかったのでジャッキアップポイントに、ジャッキスタンドをかけています。

ですので、できるだけジャッキアップポイントに長くジャッキスタンドをかけておきたくなかったので、ローダウンジャッキと3点で支えることにしました。

左側奥にもジャッキスタンドがあるのが確認できます。

ちなみにローダウンジャッキは先日修理したのですが、リリースバルブのところの O リングが痩せてしまいオイル漏れをして、油圧がしっかりとかからない状態になっていました。

しかし、O リングの交換とオイルの補充で、写真にあるようにきっちりと車をジャッキアップできるようになりました。

ローダウンジャッキのO リング交換の様子も、別のブログ記事にありますのでそちらもチェックしてみてください。

■ ローダウンジャッキの補修のブログ記事は ここをクリック

このような感じで今回、マフラーに空いた穴の補修を完成しました!

作業が終わって、 ジャッキを下ろした後に確認のエンジンをかけてみたところ、エンジン始動の時の音が全く違い、とても静かになりました。

排気漏れもないようです!!今回のマフラー補修も成功です。

これで、しばらくこのマフラーが使えそうです。今回はパテでの補修なので、2年後位にもしかするとまた同じ箇所が穴は開いてしまうかもしれませんが、その場合はまた修理すれば良いかなと思っています。

エマーソンローダウンジャッキ EM-511C リリースバルブのOリング交換 Emerson lowdown jack release valve O-ring replacement

タイヤ交換をする時にいつも使っているエマーソンのローダウンジャッキですが、リリースバルブの所からオイル漏れがあり、オイルが減少したことによって正常にジャッキが上がらなくなってしまいました。

原因が O リングの劣化によるものなので、今回はリリースバルブの O リング交換とオイル追加の作業をします。

リリースバルブのOリング劣化によるオイル漏れで、ジャッキが正常に上がらないので修理してみた

今回修理する、エマーソンのローダウンジャッキはこのようなものです。

ローダウンジャッキを使う前には、通常タイプのエマーソンのジャッキを使っていました。ローダウンジャッキを使うことで、車の下回りに入りやすいので気に入っています。

通常タイプのものだと、ジャッキのボディが車の下回りに引っかかって作業に手間がかかることがあるので、ローダウンジャッキの方が入りやすく便利なことが多いなと思っています。

ローダウンジャッキでも、車高によっては入らないこともあるので、ジャッキアップする時には車の高さを上げるのにレールなどを用意しておくと、簡単にジャッキを挿入するスペースを確保できます。

オイル漏れの確認

このように、ケースの中にオイルが漏れています。

少し漏れている時は、もう少し大丈夫かなと思いしばらく使っていましたが。今回は、繰り返し漏れているうちに、オイルの量が足りなくなり限界となりました。

リリースバルブ

写真の、赤い丸の付いている部分がリリースバルブです。

今回は、この部分を外して作業してきます。まず先に、オイルを抜く作業をしておきましょう。

因みにリリースバルブをそのまま外すと、オイルが出てきます。オイルを受けるためのトレーなどを用意しておきます。オイルを抜かないで作業する時は、リリースバルブ側を高くして、オイルが漏れないようにしておくとそのまま作業できるかもしれません。

満タンにオイルが入っている場合は、結構オイルが出てくると思いますので注意しましょう。

今回の作業では、あらかじめオイル漏れがあったので、それほどオイルが漏れることはありませんでした(ほんの少量のオイルが出てきたくらいです)。ですので、オイルを抜かずにリリースバルブをそのまま取りました。

エアーベントバルブ

このエアベントバルブの位置から、オイルを抜いたり注入したりします。

リリースバルブ Oリング交換作業開始

それでは、これからリリースバルブの O リング交換作業を開始していこうと思います。

まずは、このリリースバルブを反時計回りに回し抜き取ります。リリースバルブを抜き取る際には、丁寧にゆっくりと作業すると良いでしょう。

勢いよく外してしまうと、部品をなくしてしまったりすることもあります。ゆっくりと作業することがポイントです。

リリースバルブを取り外すとこのような感じになっています。

ねじ切りの上の部分の溝に、 O リングがはまっているのが分かります。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、 O リングが痩せて細くなっています。

今回の交換用の、 O リングはアストロプロダクツで購入しました。

サイズは、「6.0 X 3.0 mm」。値段は一袋で、150円程度だったと思います。

あらかじめ大きさをある程度計測しておいたので、多分これでハマるなということでこのサイズを購入しました。万が一サイズが合わない時は、もうひとサイズ違うものを購入しようかとこの時は考えていましたが、実際に交換するとこのサイズでぴったりでした。

Oリングを取り外すとこのような感じになります。

写真の上にある方の O リングは新品で、下にある少しオイルのついている方が古いOリングです。

下にある方が、少しやせ細っているのが分かるでしょうか??

この部分の O リングを取る際に使った道具は、精密ドライバーを使いました。

最初に通常のマイナスドライバーを使ったのですが、サイズが大きすぎてうまく外すことができません。

ですので、精密ドライバーのような細かい作業のできる、マイナスドライバーを用意しておくと作業がやりやすいです。

今回の作業では使っていませんが、このように紙を留めクリップを使っても作業がしやすいと思いますので紹介しておきます。

新しい O リングをはめたところです。この溝の部分に、しっかりと収まるように O リングをはめました。

このような感じで、 O リングの交換は完了です。

Oリングの交換自体はそれほど難しくありませんが、細かい作業のできるマイナスドライバーなどがなければ、結構苦戦して取り外すのが難しいと思います。道具だけ、しっかりと用意しておくと作業が簡単になります。

エアーベントバルブ取り外しと挿入の作業について

それでは、エアベントバルブを取り外しと挿入する時の、作業のポイントを少し説明したいと思います。

説明書にもオイルの交換方法が記載されているので、実際に作業する前に一読しておくと良いでしょう。

取り外しは簡単

エアベントバルブを取り外す作業なのですが、今回はウォーターポンププライヤーを使用して引き抜きました。引き抜き作業は割と簡単にできます。

バルブキャップを入れる時少し苦戦する

エアベントバルブを、はめる作業は少し苦戦するかと思います。手でただ上から押しつけるだけでは入りにくいので、エアベントバルブが穴にうまくハマるように斜めに挿入しマイナスドライバー(少し大きめの物が使いやすいと思います。)などで、360度からちょっとずつ押し込んでいくような感じで入れていくと上手くはまります。

オイル注入

それでは次に、オイルの補充作業をしようと思います。

見た目から分かるように、オイルが上から見ても本来の位置に液面が達していないくらい減っています。

オイルの補充をする時に、写真にあるようなジェットオイラーという道具を使いました。今回は、エンジンオイルが余っていたのでそれを使ったためにオイルを容器に移し替えて注入しています。

市販でガレージジャッキ用の、オイルが販売していますのでそれを購入すれば、そのまま注入しやすいような容器に入っています。

今回使用したオイルを注入するための容器は、アストロプロダクツでジェットオイラーというものを購入して使いました。値段は、250円くらいだったと思います。

しかし、今回の作業にはあまり向かなかったなという印象です。というのも手でしっかりと圧力をかけてオイルを出すタイプだったので、注入する間にずっと力を入れておかないと出てこなかったのが使いにくかったです。

オイルをただ入れて、ひっくり返してそのまま出てくるようなタイプのものを購入すれば、そちらの方が作業が楽でした。(次回作業するときはそちらのタイプの容器を購入しようと思っています)

ジャッキオイルはサラサラ系

ジャッキオイルはサラサラとしたタイプのものを使っています。粘度がとても柔らかいので、今回私はエンジンオイルを使っていますが、使ってみてオイルが合わないようであればすぐに市販で売っているジャッキオイルと交換しようと思っています。

オイルの硬さは、説明書などに書いてる場合がありますのでチェックしておくと良いでしょう。

このように説明書のところで、「エマーソン純正オイル」または同等の油圧用オイル(ISOVG 10-15)を使ってくださいということで記載されています。

今回はこのように、液面が見えるくらいのところまでオイルを入れました。

最終的に使ってみたら、少しオイルが多すぎるような感じがあったので、多少オイルを抜きました。

エア抜き作業

オイル注入作業が終わったら、エア抜き作業をします。

手順はこのように説明書にも書いてありますので、手順通りに作業すればエア抜きできます。

  1. 水平な地面の上で支持台を一番下まで下げてください。
  2. リリースバルブにハンドルを差し込み、反時計回りに回してください。(2-3回転)
  3. エアーベントバルブを外してください。
  4. 油圧ハンドルにハンドルを差し込み、上下に素早くを動かしてください。(5-6回)
  5. エア抜きが終わりましたら、エアーベントバルブを元の状態に戻してください。
  6. 保管する場合は、ハンドルでリリースバルブを時計回りにしっかりと閉めてください。

※ 正常に動作しない場合は2-3回同じ作業を繰り返してください

作業が終わったので、正常な動作をするか確認

Oリングを交換して、オイルも注入したので正常にローダウンジャッキが動くかどうか試してみました。

写真でわかるように、最大部分までしっかりとジャッキが上がるようになっています!!

この写真が、交換作業前の最大に上げることができた高さです。オイルが足りなく油圧がしっかりとかからなく、この程度の角度までしか上がっていませんでした。

このように今回の作業で、しっかりとローダウンジャッキが復活しました!これからもまた長く使えそうです。作業もそれほど難しくなく、無難に終了しました。

今回作業した流れのまとめ

  • オイルを抜く(私の場合は、今回はオイル漏れがひどかったのでオイルを抜かずに作業しました)
  • リリースバルブを外す
  • Oリングを交換する
  • オイルを注入
  • エア抜き
  • 動作確認

今回はこのような感じの手順で作業を進めました。

作業時間は、写真などを取りながら進めたので一時間半ぐらいかかったと思いますが、実際にスムーズに作業が進めば、40分程度で作業は完了すると思います。

O リングやエアーベントバルブの取り付けなどで、少し戸惑う部分があれば時間がかかるかもしれません。この部分の作業がうまくいかないようであれば、少し長く時間がかかるでしょう。